質問書の書き方
配偶者ビザの質問書
配偶者ビザを申請する際、役所などで取得する公的書類から任意で添付する書類まで膨大な書類の提出が求められるます。
「質問書」もその一つです。
質問書に記載する事項は、身元保証人(配偶者)のご家族について・現在の就業先についてなど多くの項目を記載します。
その中でビザの審査に大きく影響すると考えられるのは、2ページ目「2 結婚に至った経緯(いきさつ)についてお尋ねします。」の項目です。
ここでは、下記3つのポイントに注意して文章を作成しましょう。
①配偶者との初めての出会いについて
②交際するまでの経緯について
③プロポーズについて
①配偶者との初めての出会いについて
配偶者と初めて出会った場所・年月日・どのような経緯で出会ったかについて記載します。
年月日ですが「3年前」などと表記するのではなく、詳細な日付を記載しましょう。
このような事実関係を文章にまとめた後は、お互いの気持ちを記載します。「かわいい、かっこいい」だけではなく、「連絡先をききたい、もう一度会いたい」などを記載しましょう。
②交際するまでの経緯について
次に記載することは、交際に発展するまでの経緯です。
連絡方法・デート場所・気持ちの変化など、客観的な事実と正確な日付を記載します。
ここでも重要なことは、「電話で話しているとき」「告白したあと」「デートしているとき」の気持ちを事実と並行して記載しましょう。
メール・ラインのスクリーンショット、交際が確定した場所がレストランの場合はその写真などがあれば、交際の信ぴょう性を証明する資料になります。
③プロポーズについて
次に記載することは、プロポーズに至る経緯です。
プロポーズについては「場所・日付・経緯・言葉・お相手や親族の反応」などなど多くの記載できる事実があります。
上記の事実のに交えて、ご本人の気持ちの変化についてを少し照れくさいですが記載しましょう。
質問書には交際の経緯を客観的な事実だけではなく、「おふたり」の気持ちの変化や親族の反応を記載します。文章をうまく作ろうとは考えずに事実の記載をしましょう。
弊事務所に相談に来る方の文章を拝見するのですが、ポイントを抑えていない文章を作成している場合があります。
こちら側の意図していることを正確に審査官に伝える必要があるので、感情の入りすぎた文章を作成してポイントから外れた説明をしていないか、文章を作った後は必ず時間がたってから確認が大切です。